失敗したときの正しい謝罪方法

引用

http://d.hatena.ne.jp/next49/20081220

ただし、謝罪の際に重要なのは対面コミュニケーションで謝罪するということ。メールなどの文字ベースのコミュニケーションをこのようなときに使うのはよろしくない。文字ベースのコミュニケーションの一番の難点は、文章の解釈の訂正がその場で行えないところ。文章の解釈は相手に完全にゆだねられてしまう。特に謝罪が必要な場面においては、相手は自分に対してネガティブな感情を持っていることが多い。そんなときに、文章を送ろうものなら普段よりもよりネガティブな解釈をされてしまうことは間違いない。

メールを使って謝罪するならば、とりあえずのリアクションという形で使うべき。

まずは丁寧な言葉で謝罪
次に後ほど伺ってあらためて謝罪させてもらいたいこと

この2点のみを伝えるのが無難。理由をメールで書くのはすぐに謝罪に赴けないときしかやらないほうが良いと思う。

社会人の方々は既に痛感していることと思うけれども、多くの場合、失敗したことそのものよりも、失敗した後の振る舞いの方でがっかりさせられることが多い。失敗は誰にでもある。失敗したときにどのように振舞うか?失敗を繰り返さないためにどのように自分を律するか?失敗を償うためにどのように行動するか?こっちが重要。

私の考えでは、特に「失敗を繰り返さないためにどのように自分を律するか?」が重要だと思う。多くの学生がこの部分を心がけや精神論、すなわち、「今度はこういうことが起こらないように気をつけます」ですましてしまう。でも、本当に失敗を繰り返さない学生は、システムを構築して、そのシステムによって失敗を防がせるているように思う。たとえば以下のとおり。

寝坊を繰り返すならば、目覚まし時計を増やす、家族に協力を頼む、友達にモーニングコールをしてもらう。
指示された仕事を忘れてしまうならば、ToDoリストで仕事を管理する。
先生からのメールを読み忘れるならば、自分の携帯に転送する。Gmailなどに転送してどこでも読めるようにする。
研究が自宅で進められないならば、とりあえず研究室へ来る。先生に毎日自分から報告する。

【秀逸な内容】
メールで理由を書かない

失敗したことそのものよりも、失敗した後の振る舞いの方でがっかりさせられるケースの方が多いと言うこと。
研究が自分で進められなくなったら、誰かに頼ってみる。これも結構重要だなぁ。学校には先生がいるわけだし